百57 脳科学者 TV出演

f:id:wakasan1214:20210519225722p:plain ごちゃ混ぜで支えあう、多様性のある社会を目指して。
トーク、ドキュメンタリー、様々なスタイルで伝えます。

「81. 脳科学者の母が」 以前 日記しました恩蔵絢子さんがハートネットTVにてお話をされました。 

認知症の母を自宅で介護する脳科学者の恩蔵絢子さん。恩蔵さんは2018年に「脳科学者の母が、認知症になる」を出版。脳科学の知識を生かしながら介護をする日々をつづった。医師の診断が出たばかりの頃、母は不安を感じて混乱した。そんな母との打開策として心がけたことのひとつが、母に父との散歩をすすめ、リラックスする時間を作ったこと。脳が外部の刺激を記憶として整理するには、リラックスした状態のほうが良いと考えたからだ。認知症の人にとって心地良い環境とは何か。脳科学の観点から語る。

TVを見て こころにとまったお話を きれぎれに日記します。

・デフォルト モード ネットワーク(ひとの脳は 寝ている時やボーっとしている時に(DMN)が活性化する、活性化することで 情報を整理/分析/統合し 次の対応を 無意識のうちにシュミレーションしている、 またストレスや疲労に強くなると言われている 【ひとには 睡眠と休憩と瞑想が必要なんだ】)。 

・(調理のとき)母に対し 先に問いかけず 母の体の動きに任せれば良かった、 身体的記憶を 信じて 待ってあげられれば良かった。【”待つ”コトが 如何に大切なコトか。 ガマンとニンタイ 介護でも 障害でも 学校でも どこでも ひとと接する支援の場では 必要なコトと思う】。

・自尊心がずっと傷ついてる状態にあって フラストレーションがたまる「私を認めてよ」と言う合図。 

・自分のことを認めてもらえないとき ひとは攻撃的になる【って 誰にでも言えるコトと思いますし 言葉で説明しきれない 相手が分ってくれないときには イラッとして言葉が荒くなる って ありますよね】。

・「母は母である」というところに自信がもてると 何が起こっても怖くない 安心して暮らせる。 

・いつもと違うことをやると感情が動いて よく記憶が残る。【高齢者GHのホーム長を勤めていたとき ” スーパー レク Day ” を設けた。 その日 一日 職員と利用者がペアで 日常とは異なるコトをして過ごす。 何をするか どこに行くか (職員は 利用者が望むであろうレクを一生懸命考えて)二人で決めて。 銀ブラに行ったペア 二人でお握りを作って 庭でランチしたペア。 でも「ただいま」と玄関から 中に入ったら 何をしたか 忘れてる。 でも楽しかった感情は残っていると 信じて! (職員からは不評でした)。 

・抽象的な学問でなく 母と一緒に生きる力を 学んでいきたいな!(脳科学者が言うと 説得力あるな)。