「監察医 朝顔」フジテレビ
認知症について ドキュメント番組ではなく TVドラマで それとなく 取り上げているコトがある。 現在放映中の「監察医 朝顔」もその一つ。 主題は 法医学者の娘と 刑事の父親が関わるコト（事件）であり、 １０年前の東日本大震災で被災し 今なお行方の分からない母を想う娘と父。 ある時 ふとしたことのやりとりから 娘は ”父は認知症ではないか”と思い、 父も 自分の変化に不安を感じ始めた。 お互いのやりとり 葛藤の後に 一人で受診した父は「アルツハイマー病」と診断された。。。。 父「迷惑をかけたくない 迷惑をかけるコト そのコトも分からなくなるかもしれない」 娘「迷惑なんて思わない だって お父さんはお父さんだもん」。
家族間の想いは「81.脳科学者の母が、」にも通ずるものがある。 認知症は まだまだ分からないコトが多い。 症状の進み方をゆるやかにする以外に 治す薬も無く、 確実な予防法も無い。 ドラマでも取り上げられて 少しでも多くの人に認知症の理解が 広がり/深まると良いと 思う。 何度か書いているが 認知症の人に 一番肝心なコトは 家族を含めた周囲の人々の理解だと思う。 ただ 毎日毎時間毎分 同じことを繰り返され 意思が通じないコトが続く いつ果てるとも知れない介護を 四六時中行う 家族は 認知症と分かっていても 辛い 時に投げ出したい思いに、、、。 家族へのケアも決して疎かにしてはいけない 大事なコトと思う。 出来る限り お話を伺う時間をとるよう 心がけている。
顔写真だけで認知症判定 …ＡＩ活用、正答率は９割 （読売新聞2021/01/26） 人工知能（ＡＩ）が、顔写真から認知機能の低下を９割の正答率で見分けることができた、と東京大学などのチームが研究結果をまとめた。研究には、認知症や軽度認知障害（ＭＣＩ）に相当する男女１２１人（平均８１歳）と、認知機能が正常な男女１１７人（同７６歳）のデータを使用、その結果のＡＩの正答率は９３％だった。今回の研究は、「認知機能が低下した人は、実年齢よりも高く見られる傾向がある」との先行研究を受けて企画された。 ＡＩによる顔写真解析は、安全、安価に、認知症の人を見つける方法として役立つ可能性がある」。
「早期発見/早期絶望」とも言われていて ”認知症の人を見つける方法として役立つ”と 言われてもなぁ と思ってしまう。 新型コロナワクチンのように１年くらいで認知症治癒の特効薬が出来て欲しい。
