四百04 マルトリートメント

虐待とほぼ同義語、子どものこころとからだの健全な成長と発達を阻む養育の全て含む呼称。子どもに対する大人の不適切な関わりの全般を意味し、大人の側に加害の意図が無いとしても、子どもに目立った傷や精神疾患が見られなくても、行為そのものが不適切であれば、それは「マルトリートメント(不適切な養育)」。 

生まれたときはわずか300㌘の脳、ゆっくりと成長し、時間をかけて生きる術を習得する。その発達過程において脳は外部からの影響を受ける。人生の初期段階、親や養育者など身近な存在から適切なケアと愛情を受けることが、脳の健全な発達には不可欠。

一方、この時期に極度のストレスを感じると、子どものデリケートな脳は その苦しみに適応しようと自ら変形してしまう。生き延びるための防衛反応を起こす。結果 脳の機能に影響が及び 正常な発達が損なわれ 生涯にわたリ影響を及ぼすことになる。

子どもとのコミュニケーションで避けたいこと。①命令や指示:子どもに対する提案が往々にして、子どもが従うことを期待しての声がけになり、それに従わないと気分を害し気づかぬ圧力になる。 ②不必要な質問:不必要な質問は、子どもの行動を中断させ集中を切らす。詰問調の質問も子どもの考えに反対しているニュアンスを与える。 ③禁止や否定的な表現:「~はやめて」「~はだめ」「~しないで」などの否定や禁止の言葉で問題が改善することはなく、かえって子どもの否定的な行動を増やすことになる。 

時には子どもを叱らないといけないこともあるが、感情にまかせて叱るのではなく「叱るのは60秒以内」と心することが大事。

と、まあ ゙そういうことが ゙書かれている。 そうしなければと思っていても、毎日毎日同じことを繰り返えされると  イラッとしちゃう。 9回ガマンして10回目に大きな声を出しちゃうと9回のガマンが台無しに。叱られた側は、その叱られた1回が全てになっちゃう。 (uuu~~~ なんか 認知症介護に通ずるものを感じる)。

こっちの人たちは、  世間体をおもんばかって叱る゙行為゙を意識することはしない! そうだ。 周りを気にせず 叱らなくてもいいことは 叱らなくても済むので こっちの方が 気持ちが   楽   だ! そうだ。