『私の四つのお願い～医療のための事前指示書～』
（ボクは 2012年 年初に書き、妻娘たちと話しました。 エンディングノートより簡易 書きやすい）
➀ あなたに代わって、あなたの医療やケアに関する判断・決定をして欲しい人
あなたが、自分自身で、自分の医療・ケアに関する判断・決定ができなくなったとき、あなたに代わって決定してほしい人（代理判断者）を選びます。
➁ あなたが望む医療処置・望まない医療処置について
あなた自身が「望む延命治療」「望まない延命治療」を明らかにします。病気の種類や、人によって‘延命治療’の捉え方は変わるため、ここでは「自分にとっての‘延命治療’とは何か」を明らかにすることもできます。延命治療（・胃ろう・経管栄養 人工呼吸・心肺蘇生・大手術・輸血・人工透析・抗生剤投与など）
③ あなたの残された人生を快適に過ごし、充実したものにするために、どのようにしてほしいのか
あなたの残された人生を「充実したものにするために」「快適に過ごすために」、ご家族や医療介護をする人々に実行してほしいことを書き出します。様々な苦痛を和らげるための十分な処置や投薬のほか、日常的なケアや、誰かが側にいてくれること、話しかけたり・手を握ってもらうこと、もし可能であれば自分の家で死ぬことなどについての希望も書き出します。
④ あなたの大切な人に伝えたい事
あなたの大切な人々に知っておいてほしいこと、伝えておきたいことを書き出します。あなたがあなたの人生について冷静に、平穏な気持ちで思いを巡らすことができるときに、あなたの大切な家族や人々に対して、深い親愛の情を持って、心を込めて書くことが推奨されています。
アドバンス・ケア・プランニング＝将来の意思決定能力の低下に備えて、あなたやそのご家族とケア全体の目標や具体的な治療・療養について話し合うプロセス（過程）。もしバナ≒もしものための話し合い。
