BS世界のドキュメンタリー 制作 B-REEL FILMS（スウェーデン 2020年）
2018年８月 スウェーデン ストックホルム 「グレタ ひとりぼっちの挑戦」
抗議する理由は 気候危機が重要な問題だからです 今 対応しなければ 手遅れです 誰も 何もしないから できることをしています 私の名前は グレタ・ツゥーンベリ １５歳です。 ”気候のための学校ストライキ”を３週間続けてきました。
【＜あなたを ”過激なお子様”と呼ぶ人もいる＞ デタラメを話す子供が 環境活動家の好む言辞を弄しているだけ 大人になれ 黙ってろ 抗議するなら まず事実を確認するといい】
私の訴えを拒否してもかまいません でも 今は 大量絶滅時代のさなかです 肥沃な表土の侵食 偉大な森林の破壊 有害物質による大気汚染 昆虫や野生動物の減少 海洋の酸性化 破滅的な傾向が加速しています 経済的に恵まれた人々が 今の暮らし方を当然と考え 変えないからです。
2019年９月 国連総会
私がいるべき場所は ここではなく 海の向こうの学校のはずです 「私には 責任が重すぎる とても背負いきれない 荷が重すぎる これが重要なのは分かっている でも責任が重すぎる」 人びとは 苦しみ 命を落としています 生態系は崩壊しつつあります でも 皆さんの話は お金と ”永遠の経済成長”という名の おとぎ話 必要な政策や解決策は 全く見えていません 私たちへの裏切りです 世界は目覚め始めています お気に召そうと召すまいと 変化は起こります。
2020年
グレタは 気候変動対策を求め 闘い続けている 金曜日のストライキは 今も継続中 支援の輪は数十万人に広がっている 「若者たちは叫びます “今の対策では不十分”環境のために 声を大にしましょう」
