二百31 スウェーデン認知症ケア

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さぼり場 戸田公園で暮らす人、 戸田公園で働く人の 息抜きのため、 全ての一生懸命働く人のためにこの場所を提供します。 私たちは少しさぼることで、 ひらめいたり、打ち解けあえたり、 時にはかけがえのない出会いに遭遇したりしてきました。 皆さんのお好きな使い方でご利用ください。

文化祭 さぼり場を主宰されている遠山さんが主催。文化祭のコンセプトは「女性の生き方と働き方を学ぶ3日間」。その一駒の講師にお誘い頂きました。(次女の”引き”です。”新たな挑戦”と発破かけられました)

➀ 7.11(月)「井戸端かいご」若林明さん 北区在住/介護支援専門員/認知症ケア専門士 

【講師は赤羽で介護のあれこれについて相談にのる活動をしながら要介護の方のお手伝いをボランティアで提供している若林明さんです。「介護」の初歩中の初歩について、ざっくばらんな質問や、自分が今抱えている悩みや不安などを聞いてもらっても良いと思います】と告知頂きました。

➁ 7.13(水) 学ぼう「認知症」のこと 佑子 Elg 長谷川さん スウェーデン在住/認知症専門看護師、最先端スウェーデン式の認知症についてお話頂きました。

認知症ケア:その人の見える世界を理解することが大事。その人なりの生活のしやすさ、不安の無い生活、より質の高い生活を送るための支援、どうしたらそのような生活をしていけるかを見つけ出すこと=想像力を働かせる。自己決定と生き方を尊重し、質の高い生活を目指す。

*自己決定、どんな心身状態であっても本人が在宅を望めば、それに応える体制を作る。これは家族が決めることではなく、子供たちや家族に在宅介護することを求められることもない。(介護はプロのやるコト)

認知症専門看護師は コーディネーター。医師との調整、医療行為の一部を行うケアスタッフへの指示、プロフェッショナル意識のもと 責任の所在が明快。

*日本で スウェーデンの介護が出来るようになるか?の質問に「多くの人が自己決定出来てない、若い人は出来るようになってきており、今は過渡期」との事。

僕の大好きな建築家の外山義さん(故人)が 日本に紹介した高齢者グルプホーム、スウェーデンには 今はもう無いそうです。 (青字は僕がまとめたもので、文責は若林です)