百32.  最新情報 二つ

f:id:wakasan1214:20210313234659p:plain 三菱UFJ銀行
百28.で日記
しました 全国銀行協会が2月に発表した「認知症患者が持つ預金の引き出しに関する指針」について、 
全国銀行協会 三毛兼承
会長が頭取を務める「三菱UFJ銀行」が、具体的な指針を示した。

認知症などで判断能力が低下した場合に備え、顧客が事前に代理人を指定できるサービスを3月下旬に始める。 高齢者の預金を 本人の入院費用に充てることなどを想定し 無料で利用できる。 代理人は原則として配偶者や2親等以内の親族とするが、個別の状況に応じて柔軟に対応する。 顧客の認知機能が低下した場合、代理人は専用の診断書を提出することによって 顧客に代わり、預金の入出金や金融商品の売却、住所変更や残高照会などの手続きが可能になる

他の銀行も同様の対応をすると思われる。 認知症?と 思われる時には 早期に普通預金の引出と定期預金の解約を勧めてきたが、その必要もなくなり 家族としても少し気が楽になる。

 

f:id:wakasan1214:20210313231151j:plain 東京大学オンラインセミナー 

 2020-06-06 認知症を妨げる病にしよう で日記しました東京大学認知症公開セミナーが延期され 今回オンライン認知症の今~いま 知りたい 認知症のこと」として開催されました。 初体験のオンラインでしたが 自宅でゆっくり聞くことが出来ました。

基調講演 岩坪威教授(東京大学大学院医学系研究科 脳神経医学専攻神経病理学分野)

百12. にんちしょう 治験薬、 百24. にんちしょう 新薬承認申請 で日記しました「アデュカヌマブ」について触れてました。 早期アルツハイマー認知症での治験は終了し 米国で承認審査が進行中 今年6月までに結論が出される予定とのコト。 日本で現在認可されている認知症4薬は「症候改善薬」であり、足りないものを補うが 疾患の進行自体は止められない。 根本治療薬「疾患修飾薬」として審査中の「アデュカヌマブ」は 認知症状の無い段階(プレクリニカル期)の 早期進行予防薬~抗アミロイド療法として期待される。(参考書籍:アルツハイマー征服 著者:下山進)。

「アデュカヌマブ」が認可されれば 早期診断の意味が格段に広がると思う。 大いに期待する。