四百00 ミライの授業 / the flag

「ミライの授業~14歳のきみたちへ」。【80  生き方を追求する】で  日記しました瀧本哲史さんの本です。

「みなさんが若ものであること、そして新人であることは、大きな武器である」。常識に縛られた大人たちには考えつかないようなアイディアが、フットワークの衰えた大人たちとは比べものにならないような行動力が、そしてどんなにお金を積んでも買えない「時間」が みなさんにはあります。一方、みなさんには大きな弱点があります。それは「経験」の不足です。 

大人たちは、みなさんの経験不足を責めてくるでしょう。「そんなことできるわけないだろう」「夢みたいなこと言ってないで地に足をつけて考えなさい」。みなさんが、夢をかなえようとするとき、大人たちが応援するのは、自分の地位を脅かさない若者だけです。

そんなとき「賛成する人がほとんどいない。大切な真実はなんだろう?」と問い続ける。 逆風が吹き荒れても、周囲の大人たちがこぞって反対しても、怒られ、笑われても そこでくじけてはいけません。 あなたの「ミライ」は、逆風の向こうに待っているのです。

 

2016年、亡くなる3年前、中学生に向けて書かれた本ですが、僕らに対する示唆を感じたのです。

フットワークは確かに衰えた。 自分の常識にも拘泥する。 与えられた時間は 長くはない。 けど、自由に使える時間は、有り余ってる。そして何より、過ごしてきた時間と知識と経験と知恵という大きな武器が有る。

僕も「賛成する人がほとんどいない。大切な真実はなんだろう?」と問い続けようと 思う。 【怯まず 怖じ気づかず】

 

the flag

 

主要な結果

 
ただ 若かったから それだけのことかなあの頃 僕らは 傷つけ合っていた 
汚れなき想いと 譲れない誇りと迷いのない心は どこへ行ったんだろう
あの時掲げた 僕らの旗だけが今も揺れている 時の風の中で
それからの 僕らに 何があったんだろう変わってしまったのは 僕らの方なんだ自由な翼を 僕らは たたんで二度と そこから 飛び立つことはなかった
やがていつの日か この国のすべてを僕らが この手で 変えてゆくんだったよね僕らが この手で すべてを
ここから 行くべき その道は どこかともできるなら もう一度 捜さないか戦える 僕らの武器は 今 何かとそれを見つけて ここへ並ばないか
僕は 諦めない  誰か 聞いて いるか僕は ここにいる 誰か そばに いるかやがていつの日か この国のすべてを僕らが この手で 変えてゆくんだったよね
あの時掲げた 僕らの旗だけが一人揺れている 時の風の中で