41. 孫の力

5/27日記しました〇氏。

昨年10月末に脳梗塞/脳出血を発症、シリアスな状態から奇跡的に回復、大晦日の前日に リハビリ病院を退院。 本人が病院に居ることを嫌がったとは言え 結果として早期退院して良かった(リハビリ病院でも 行われるリハビリは一日で1~2時間程)。 入院が長引けば その分 体力も認知レベルにも不安が有ったし。 自宅に戻って、ほとんどベッドに横になっていることを除けば、3食しっかり食べて(病院食をほとんど残していた)生活はほぼ自立。 5月に米寿を迎えた〇氏 「今年78歳 100まで生きる」。

10数年前まで和食の料理人でした。 孫が「おじいちゃんの味を一つでも教えて欲しい」。 そしてその日 僕は不安を感じながら、、、。 でもその日 孫に教え始めると 背筋が伸び 顔つきが締り すっかり料理人の手つきでした。 孫が塩加減について問うと「てきとー」、それは いい加減さ(記憶が薄れての)「てきとー」ではなく プロの長年の経験の上での「てきとー」であるように思われ 目を見張りました。 正に ”孫の力” と ”昔取った杵柄” を感じました。 

孫が帰って間もなく 先ほどの事を話しましたが 「誰が来たって?」「何か作ったっけ?」「何も食べてない」。

現在 介護サービスは、マシン主体のリハビリデイを週1回、8月から体操主体のリハビリデイを週1回増やす予定。 他は トイレにレンタルで掴まり棒、お風呂の椅子を購入しました。