2021-04-23から1日間の記事一覧

百46. いのちの停車場 その2

『父』神経内科専門の医師と、「娘」訪問診療の医師との会話 『神経因性疼痛にできることはない』「視床破壊術は?(痛みの認知に関する脳~視床~を壊す、手術による神経遮断術)」『あまり効かん』『怖い・・・目を覚ますのが恐ろしい。意識が戻るたびに、…

百47. いのちの停車場 その3

死のレクチャー(死のプロセスの説明):ひとは 生命活動を終えようとするとき、胃腸の動きが止まっていき~蠕動(ぜんどう)運動が低下~食べなくなる。 亡くなる1~2週間前から ➀だんだん眠っている時間が長くなる ➁譫妄(せんもう)~夢と現実を行き来…

百45. いのちの停車場 その1

著者 南杏子 出版社勤務を経て 東海大学医学部に編入、大学病院老年内科に勤務 物語は、救命救急センターの副センターであった主人公が、郷里に帰り、在宅医として 治療の困難な患者たちに向き合う姿を描く。 そして 父を看取る。1. 女性 86歳 夫と同居 …