三百91 Frank Lloyd Wright

  

フランク ロイド ライト展~~世界を結ぶ建築~~に 行ってきました。 

日本では・帝国ホテル旧館(明治村に移築)・自由学園明日館(現存 見学可)が 彼の設計です。 

沢山の図面が展示されてました。 同行者が「どの図面も絵のようにきれいだけど どれも同じに見えた」と(確かに!)。 僕は「どの図面もきれいだけど ”この絵”では建物は造れない」と、 現役の頃に 現場の所長に言われたコトを、 いくつかのプロジェクトの設計(図)にまつわるコト 思い出していました。 

東独 ライプチッヒのホテルで 図面片手に出来高チェックしていて 建物内に閉じ込められました(防犯のために各階の階段扉を施錠するコト 知らなかったのです)。・イラク バグダッドのモニュメントでは 出張時に設計打合せ資料を箱詰にして運びました(イラン✖イラン戦争の只中でした)、生命保険もしっかりかけて行きました。・中国 上海展覧館では 天安門事件の際 水食糧と一緒に 設計図書一式も宿舎に退避させたり、アトランタでの設計ミーティング後に疲労で寝込んだこと(英語でウナサレタ)。・タイ バンコクでは 地鎮祭が仏式で お坊さんにより執り行われました、その地鎮祭に寝坊で遅れたコト(設計責任者として アルマジキコト)。・東京モスクでは ミドルネームを頂き(付けられ)「イスラムに愛を感じて」と言われながら設計していたこと。 等々 思い出しました。 極めつけは 箱根湯本駅ホームの上屋です! 毎年必ずテレビに映されます「箱根駅伝」で。(図面とはちょっと関係ない プチ自慢でした)。