百66 にんちしょう 誤解だらけの

最近 ボクが接した ”専門家”【・介護支援専門員・作業療法士・整形外科Dr・保護司・相談支援専門員】。 それぞれ 立派な専門家、得意とする専門分野において 他に引けは取らない方々 ばかり。 でも 話していて つまらないです。 ”どうだ!”と 言わんばかりの話し方 つけこまれないようにと 思うのか 他者の言葉を聞かない と言う感じで。 ボクが相談したいコトとは 違うんだよなぁ って。 ”専門家”は あてにしちゃぁいけない のかなぁと 思ってました。(ボクも 専門家です のに) 

先日 こんなタイトル『誤解だらけの認知症』の お話を伺いました。

お話されたのは、認定NPO Link・マネジメント 理事の木村 誠さん。38歳、介護支援専門員、介護福祉士、ファイナンシャルプランニング技能士認知症ケア専門士ほか。 30歳で130床の老人ホーム施設長を経験、制度やお金の知識を知らないことで 悲しい事件が起きてしまうと痛感、ファイナンシャルプランナーに転身。 個人のライフプランの相談に乗る傍ら、医療介護職や一般企業に講師として情報提供。

「私は色弱です」と 話を始められた。 「色弱の木村 ではなく 木村は色弱なのです」 と。 

・「認知症と言う言葉に惑わされないで欲しい」。数多く開催されている認知症の研修の多くが、誤解を広げてしまっている。 うわべだけの理解で認知症関連の支援に関わることは、意図せずその方を追い詰めてしまう危険性を孕む。 認知症の相談に乗る人が、誤解をしているか否かで、関わる人の人生が大きく変わる。 ・「認知症」という病気はありません。認知症は状態であり病名ではない。故に「認知症は治るか」の問いかけは正しくない。認知症の原因である「ATDは予防できるか」「(血管性認知症の原因となる)脳梗塞は治るか?」の問いかけが正しい。 ・BPSDは、認知症だから起こる!ではない。人間だから起こる事。 お金が無くなる ➡ 身近な他者を疑う、これは “人の習性”。 人は、自分のミスを疑う前に他者を疑う。 認知症の人だから ではない。

記憶がこぼれる”クラゲ”の話とか ほとんど ボクも知っている内容でしたが とっても素直な気持ちで お話を聞くコトが出来ました。 介護だけに偏らない FPからの見方も出来る あてにしていい ”専門家”。

おでこに眼鏡をかけて「ボクの眼鏡 知らない?」とキミに聞く。 責めているわけではないけど、自分はどこかに置き忘れるはずないから、そばに居るキミがどこかにやった のではないかと思って。 疑っているわけではないけど。 でも それを強い言葉で否定され 「おでこに有るのは何よ!!」と言われると 自分の間抜けさに気づかされて 余計に腹が立つ。 言い合いになる。 そのようなコトが何度か繰り返されると、相手への感情を損ねてしまう。 これは 認知症だから ではない! (専門○○は どこの業界にも)。