二百80 仮想通貨

 はじめに から    デジタル資産取引

仮想通貨やブロックチェーンは、全く新しいものであるために説明は容易ではない。正確に説明しようとすると 専門用語を用いなければならない。コンピューターサイエンスや金融に関する概念や用語を避けて通ることは不可能。ところが、これらを正確に理解するのは大変です。

日本人の仮想通貨への関心は「値上がりする新しい投資対象」という面に偏り過ぎている。値上がりの背景にある技術革新には関心を持たない。重要なのは技術革新です。ブロックチェーンという新しい技術は、インターネットを通じて経済的な価値を送ることを可能にし、さまざまな新しい経済活動の可能性を切り開きつつある。それは、インターネットの登場そのものと同じくらいの重要性をもつ。

この 今 世界で起こっているビジネスモデルの歴史的な大転換に 日本だけが取り残されている。

読売新聞 2022/12/16 三菱UFJ信託銀行や三井住友信託銀行みずほ信託銀行など7社は、デジタル資産取引の共通基盤を整備するため、合弁会社を設立(三菱UFJ信託銀が開発した基盤「プログマ」に各社が出資)する方向で最終調整に入った。メタバース(仮想空間)など次世代インターネットサービスの普及を見据え、オールジャパンの金融会社で新たなデジタルインフラをつくる。

プログマは、証券や暗号資産(仮想通貨)などのデジタル資産をやり取りする際の基盤。取引の記録を鎖のようにつなげて共有するため、改ざんがしにくい「ブロックチェーン」という仕組みを使って管理する。発行から流通、決済までをほぼ自動で完結する仕組みだ。

基盤を共通化すれば、利用者はデジタル資産の決済や管理などで複数のアプリやソフトウェアを使わなくてすみ、利便性が高まる。大手各社が連携することでサイバー攻撃やシステム障害などへの対処といった安全面の向上も期待できる。

痛感させられたコト 現金と電子マネーと仮想通貨 違いがよく分からない。 本を1冊読んでも分からない。 ブロックチェーンを説明するための専門用語、コンピューターサイエンスや金融に関する概念や用語が分からない。 でも これから生活していく上では必須事項 避けて通れないコトのようだ。 オランダ滞在中に何度も そのコトを思い知らされた。