百63 二平方メートル世界で

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百60 言葉 で 日記しました「二平方メートルの世界で」。 自分のために購入した 2冊目の絵本です。

ビックリするほど しっかりした言葉で綴られています。 脳神経の病気で入退院を繰り返し 言葉に尽くせないほど辛いだろうに 自分を律し まわりのひとを思いやる。 出版に当たって 「テーブルのうらに 言葉を書いた病気と生きる仲間がいること、いたことを、わたしが代表してみんなに伝える役割なのかな」と 覚悟し 発せられた ”言葉” 。 「言葉をのみこんでいる・・・」言葉を発するコトの怖さを分かっていて 一方で 「・・・伝える役割なのかなと、」言葉を発するコトの必要性 使命を感じている。 40ページほどの絵本 あっという間に読んで でも ずしんと心に残る。 小学5年生の女の子が。 全ページ お見せしたいのですが 安易にスキャンしたものを見て戴くより 是非 お手に取って お読み戴いたほうが、、。

ベッドのオーバーテーブルのうらに書かれた たくさんの言葉を見つけて 【・・・この言葉を 送りあっていたのは、会ったことのない人どうし。 時間をこえて 言葉を受けとり、言葉を届ける。 どこに住んでいるのかも、今は どうしているのかも わからない だれかの言葉。 言いたいけど言えなかったり、胸にしまってた言葉。・・たくさんのだれかが、たしかにここにいて、わたしに語りかけてくれた。 ひとりじゃないよって。 病気のことでは 泣かないって決めてたけど、涙が出た。】【わたしは 病気と生きていかなくてはならないようで、その人生で知ったことを、知らないだれかに 伝えなくてはならないのかもしれないなあ、と思う】 

初めての絵本は 「さっちゃんのまほうのて」です。1985年10月に購入しました。 僕の2人目の娘は おなじ年の5月生まれ。 名前は さっちゃん です。 元気な二人の女の子の おかあさんになった今も 僕は 大好きです。 

【おとうさんは、さっちゃんのてを おおきく ふって いいました。 こうして さっちゃんと てをつないで あるいていると、とっても ふしぎなちからが さっちゃんのてから やってきて、おとうさんのからだ いっぱいになるんだ。 さちゃんのては まるで まほうのてだね。】